■第8話「桜姫の物語

第一章『あかちゃん誕生日』

家族全員が働き者のお家に女の子が生まれた。元気の良い赤ちゃんだった。

数年後、もうひとり、赤ちゃんが生まれた。

お店も家も大喜びでした。ほとんど女性がお客さまで、誰もが喜んでくださった。豊かな自然と豊かな経済の中で、二人の女の子はスクスク育っていった。近くの川には、美しい桜が咲いた。

きっとんとん~(o^-')b
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第二章『男の子と遊ぶ桜姫』

お茶目な桜姫は女の子と遊ぶより、男の子と一緒に遊ぶ方が楽しかった。

小学校も中学校も、男の子と一緒に楽しく遊んでいた。女の子は、ぐちぐち友達の悪口を言うので、それが嫌だった。

男の子とバスケをやったり、おしゃべりをした。男の子とよく遊んでいたら、女の子達から無視されたり、仲間外れされるようになった。

背がどんどん伸びて、足も長くなってきたので、男の子に負けないくらいだった。スラリとして、170cmくらいになった。活発な雰囲気で明るくて、友達を驚かすことが大好きな女の子になっていった。

お父さんとお母さんは、お店の経営者だったので、忙しかった。 この頃は、おばあちゃんがお稽古ごとや塾に送っていた。お母さん代わりをしていた。

きっとんとん~楽しいね(^-^)v
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第三章『出会い』

明るくて元気な桜姫だったが、人間関係では悩むこともあった。

おばあちゃんは、長年経営者としていろいろな方々とまじわってきている。

ある時、大きなホールで私の講演会が企画された。中学生の彼女がおばあちゃんと一緒に来ていたそうだ。その時、舞台にたって私を見て「困ったらこの人の所へ行こう」と思ったという。

桜姫は感性がよく、人の気持ちを察する優しさがあったので、学校へ行くとヘトヘトに疲れてしまうのだった。

長野県に出張していたら、携帯に電話が鳴った。「もしもし~」と答えたら「わぁ~」と泣き出した。

きっとんとん~えーん<<o(>_<)o>>。
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第四章『想像と現実

中学校までは、時々えらくなって、苦しい時もあったが学校には行けた。 仲間外れになったり、無視されたこともあったが、なるべく気にしないように学校生活を送っていた。

そのうちに仲良くしてくれる友達も出来て、少し楽しくなってきた。

希望高が合格し、すべてがうまくいっているかのようにみえた。

この私立高校は、名門で大学受験に力をそそいでいる学校だった。桜姫はバスケが大好きで、本当はバスケット部に入りたかった。だが、バスケの上手な女の子が県外からも集まってきていた。部活のレベルも高かったのだ。

やっと高校受験が終わって、「さあ高校生活を楽しもう~」と思ったのに、すでに現実には大学受験が始まっていたのだった。

1時間目の前に、0時間目という時間割が用意されていた。部活を楽しんでいる余裕などどこにもなかった。想像していた高校生活と、現実とは、あまりにも違いすぎた。 高校2年生で、ついに学校に行けなくなってしまった。

桜姫のおばあちゃんが女性企業家で、ある会の会長をされていたこと。また、おじいちゃんも企業家で地域の役員もされていたことから、私が講演会を依頼された。このようなご縁から、桜姫がミニバラと関わることになった。

きっとんとん~またね('O')/ハイ!~

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第五章『空に蛍の光が~』

高校生活になじめず、中退することになった。

そして、桜姫から私の携帯に「会いたい」と連絡が入った。電話が入って、お父さんと一緒にミニバラに訪れた。最初に受けた電話では泣き声だったが、会ってみると明るくてお茶目な女の子だった。

今まで、たくさんの不登校の子達と関わってきたのだが、全く違うタイプだった。何でも話してくれるし、勉強もよくできていた。本当によく笑うし、楽しい話をいっぱいしてくれた。

彼女が話し出すと、涙を出して笑えてしまう。とってもオシャレで背が高くて、スタイルは抜群☆

この子が不登校?と不思議な気持ちになった。

まるでファッション雑誌からぬけでてきたような女の子だった。テンションが高い時は、どこにでもついてきてくれた。講演会には、ミニトークで出演してくれた。自分のことを大勢の前でも、明るく話してくれたのだった。

男の子達ともバスケをやったり、カラオケにも一緒に行った。私の車に若者を乗せて走った。一緒に食べたり、遊んだり、歌ったりしているうちに心が溶け合ってゆく。

初めて会う子は最初、様子を伺いながら黙っているが、そのうちに仲間に入ってゆく。 桜姫が、その雰囲気作りをうまくやってくれた。彼女が話始めると笑い声が絶えなかった。お茶目な不思議世界を持った女の子だった。ある日、彼女は「夜空に飛ぶ蛍の光が見たい」と言った。

きっとんとん~ワッハハ、ウフフo(^o^)o~
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第六章『おちゃめさんから涙姫へ』

どういう訳か不登校になってしまった桜姫。

ご両親も熱心で、家族の会話も楽しそうだった。彼女と一緒に担任の先生、副担任の先生にもお目にかかった。心ある先生方だったし、学校の雰囲気も職員室の雰囲気も感じが良かった。

彼女の住んでいる家にも、ご両親のお店にも訪れた。

おじいちゃん、おばあちゃんにも会えてお話を伺った。

どこから見ても恵まれた環境だった。「うーん!」と私は腕を組んだ。

そういえば、桜姫は夜空を飛んでいる蛍が好きだった。一緒に暗い夜道を歩いたこともあった。家族で蛍を見に来ていただいたこともあった。

星の光の中を飛んでいる蛍をみて「急に消えたくなることがあるの。突然不安に襲われ、消えてしまいたくなるの。こんなに恵まれているのに、私の心の中で幸せになっちゃいけないと思ってるの。家族にこんなに愛されているのに、心配ばかりかけている自分がいやだ……」ボツりポツリと心の闇の部分を語った。

あの元気でお茶目な桜姫が消えて、涙姫となって蛍の光に包まれた。

きっとんとん~うーん?{{{{(+_+)}}}}



第七章『別れと出会い

高校学校をやめたが、大学には行きたいと思っていた。そこで予備校のような高校に入った。

同じような状況の子たちたがきていたので、友達も出来るようになった。女の子の友達もでき、ボーイフレンドも出来た。

ところが、精神的なえらさが急に襲ってくることもあった。過呼吸になって突然倒れたこともあった。そんなにデリケートな桜姫をボーイフレンドも支えきれず、けんかになることが多かった。

そして、いつものようにけんかして、ついに別れることになってしまった。桜姫はショックだった。しばらく体調をくずした。

別れの辛さを味わいながも、大学生となった。受験という高いハードルを越えることができ、家族も安心だった。 そこには新しい出会いが待っていた。

きっとんとん~出会いを大切に~
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第八章『人間不信

大学は両親のお店を継ぐために、経済と経営学を学べる大学を選んだ。

彼とは高校から1年半付き合っていたけど、体調が良くないこともあって心が擦れ違ってきていた。 そんな時、よりにもよって桜姫の友達と付き合っているという噂が耳に入ってきた。

「桜姫は、強いから大丈夫」「俺は、彼女に振り回されただけ」「俺は、彼女に尽くしてきた」本当に彼がそう言ったかどうかはわからないが、友達が「そういっていたよ」と話した。

別れ話をした時「体調が良くなるのを待っているから~」と言っていたのに~。何を信じていいのかわからなくなってしまった。

友達は「あなたは、強いから一人でも大丈夫よ。私は、彼がいないとだめなの」と言った。彼と友達と一緒に失った。「喪失感」が雪崩のように押し寄せた。

大学になって一人暮しをしている桜姫は、ひとりぼっちになってしまった。明るくお茶目だった桜姫は、人間不信と孤独な世界へと突き落とされた。

きっとんとん~あれぇ~w(☆o◎)wガーン~

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第九章『私はだあれ?

大学でも突然倒れてしまって、友達が寝ずに看病してくれた。リストカットをしたり、過呼吸になったりして、大変な苦しみを味わった。

ことばでは言いあらわせない。心療内科にもかかっていて、いろいろな薬を試されたが、吐いてしまって効かなかった。

身体中の力が抜けてゆき、意識がかすんでゆく。大量の薬を飲んでしまったときも、ただただ暗闇の中で、右も左も前も後もわからないからこわかった。

しかし、あるところを通り越してしまうと何も感じなかった。

大学1年生の時に、自分で自分がわからなくなり自殺未遂をした。

ちょうどお母さんが、下宿に来ていた時だった。すぐに指を突っ込んで吐かせたが、うまくいかなくて救急車を呼んだ。

「肝臓と腎臓はもとにもどれないかもしれません」と医者に説明された。だが、幸運にも奇跡的に回復していった。しかし、11月、12月、3月と大量に薬を飲んでしまった。ご両親は、心配のあまり、家に桜姫を呼び戻した。

きっとんとん~ρ(..、)ヾ(・-・;)
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第十章『不思議な世界に』

ある日のこと、かかりつけの医者から「なかなか薬が効かないなぁ~おかしいなぁ~すぐには治らないかもしれないけど、気長に治療してゆこうね」と言われた。

この苦しみは誰にも分かってもらえないんだ。これは、きっと薬では治らないかも~。あまり両親に心配かけたくなかったので、普段は明るく振る舞っていた。

そこには作っている自分がいた。心配かけないために笑顔を振りまいた。どうにもならない心の闇に悩まされていた。

何人かの人物が、自分に話しかけてくる。それに従って動こうとすると、また違う人物が引き止めようとする。自分であって自分ではない。奇妙で不思議な世界だった。

何年も病院にかかっていても治るようにみえなかったので、親戚の人が霊が見えて、霊をとってくれるという人の所を紹介してくれた。

「怪しげなところは嫌だなぁ」と思ったけど、この苦しみから、一日でも早く解放されたかった。信頼できる親戚だったので、両親がそこへ連れて行ってくれた。

家族が必死に自分を治そうとしてくれていた。いろいろな人の力を借りた。見えない力が拒絶した。だが、一方で安心している心があった。 年齢はわからないが、みてくれた人は男の人だった。

いきなり「7人の霊がついている」と言われた。「一度にとると、あなたの命が危ない、一人づつとっていきましょう~」と言われた。

「そんなぁ~?」と少し不思議な気持ちになった。

それから、桜姫に憑いている7人の霊をとってもらうことになった。

(o^-')b きっとんとん~うそっ?ほんと?~o(^o^)o~
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第十一章『桜姫が倒れた』

不思議な所へ通ったが、すぐには良くならなかった。

桜姫は、チョコチョコミニバラの活動も手伝ってくれた。講演会の時には、体験談や寸劇にも出演してくれた。話も上手で劇をやるときは、その役になりきってやってくれるので、聞いている人々に感動を与えた。

講演会が終わって、みんなでお茶を飲んでいた。

桜姫はお手洗いに行ったはずなのになかなか帰って来なかった。

胸騒ぎがして、見に行ったら入口で倒れていた。慌てて、みんなで抱き抱えて車に寝かした。身体が冷たくなり、唇は紫色だった。

すぐに救急車を呼ぼうとしたが、まずお父さんに電話した。

桜姫の様子を伝えると落ち着いて「大丈夫です。救急車を呼ばないでください。これからそちらに向かいますから、娘を頼みます」と言われた。すぐにといっても、1時間くらいかかってしまう。自分に「落ち着いて!」と言い聞かせながら、彼女の手当てをした。気を失っているようなので、呼吸がえらそうだった。息が今にも止まりそうだったので、袋をかぶせ声をかけた。手がだるくなったががんばるしかなかった。

やっとお父さんが到着。歩けないのでみんなで桜姫を移動させた。彼女の苦しむ様子を目の当たりにした。一日も早く、お茶目な桜姫に戻れる日がくるように祈った。

ρ(..、)ヾ(^-^;) きっとんとん~まあ、大変!~<<o(>_<)o>>。
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第十二章『闇からの脱出』

病院の薬を飲んでいても良くならなかったので、親戚の紹介によって、ある先生のもとに訪れた。 最初は、「うさんくさいなぁ」と思っていたけど、言われることが的中していたので、素直に指示に従った。

両親がちゃんと調べて連れてきてくれたのだから、信じてみようと思った。

「あなたと同じくらいの年齢で、誰か自殺していないかなぁ?最近で友達かもしれない~」と言われた。

「ドキッ」とした。少し前に、予備校で友達になった女の子がある日、突然、自殺で亡くなった。

「その女の子の霊がついているよ。まず最初にその子から~」と言われた。

言われることが、そのとおりだったので驚いた。先生を信じることにした。7人の霊をとってもらった時は、もう大学2年生になっていた。

それからは、それまでの長い苦しみから解放され、すっかり元気になった。以前の明るいお茶目な桜姫に蘇った。それは、新しいボーイフレンドとの出会いの幕開けだった。

きっとんとん~ああ、良かったぁ(^-^)v
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第十三章『新しい出会い』

桜姫は子供の頃から苦しんできた、得体の知れない闇からやっと抜け出すことができた。暗いトンネルを抜けた時、楽しい大学生活が待っていた。

7人の霊が桜姫から去った時、身体が軽くなり笑顔が戻った。その先生はドクターの勉強もされ、霊の世界も学ばれた人だった。

半信半疑であったが、それからは、あの闇の苦しみが襲ってくることはなかった。 桜姫は、ふつうの大学生になった。

そして、友達の紹介で東京に彼氏ができた。

東京から夜行バスで名古屋まで会いに来てくれた。桜姫も夜行バスで東京まで走る。メール、携帯、夜行バスで恋の回路が繋った。

会うと「今日どこへいく?」「八景島パラダイスへ行きたい」「OK、行こう」とうまく気が合うのだが、目的地に着いたら、閉館でアウト。おまけにどしゃぶり!

長島のプールに行った時も、水着に着替えて荷物を置いて「さあ、泳ごう」と言った途端、またもやどしゃぶりに雷が来た。「うっそぉ~!」もう二人共、顔を見合わせてどしゃぶりの中で、笑いながら泳いだ。

喫茶店に入った時、彼が気付かないうちに、ホットケーキについてきたハチミツと、自分が飲んでいた残りのジュースを彼のコーヒーの中に入れた。それでも、彼は桜姫の悪戯を怒らなかった。

お茶目な桜姫にぴったりの彼氏が見つかった。ひとつ年下だが、とっても楽しいカップル!

先日、主人と私は桜姫のおのろけ話を聞きながら、長良川河畔の夜桜を見てきました。そして、彼女と一緒に写真を撮ってきました。苦しみの長いトンネルを抜けたお祝いをして、乾杯をしました。桜姫の未来に乾杯!♪( ^o^)\(^-^ )♪

きっとんとん~めでたし、めでたし~お茶目な桜姫おしまい(^-^)/~

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